小樽なえぼ公園で見つけたシロソウメンタケ3種をご紹介!

北国 キノコ 写真

なえぼ公園を歩く

今日は小樽なえぼ公園を歩きました。今回目立ったのはシロソウメンタケ科のキノコです。以前は多くのこん棒形やサンゴ形のキノコがこのグループに含まれていたようですが、現在は胞子紋が白色、地面から発生する腐生菌がシロソウメンタケ科として同定されているようです。さて最初に見つけたのが、数年ぶりに出会うムラサキホウキタケです。サンゴのように枝分かれした形の紫色が印象的なキノコです。

続いてベニナギナタタケで今回が初見です。杉の木の根際の周囲に発生していました。鮮やかな朱色のキノコです。

ナギナタタケも確認しました。以前見たものは鮮やかな黄色の蛍光色をしていましたが、今回のはクリーム色をしていました。ナギナタタケと思うのですが……。

以前撮影したナギナタタケ

次にキイボカサタケを見つけました。かさの中央に突起があるのが特徴ですが、これには見られませんでした。これでアカイボカサタケ、シロイボカサタケの三兄弟(勝手に呼んでます)を撮影できました。

キイボカサタケ
アカイボカサタケ
シロイボカサタケ

ミズナラの根際にオニイグチを見つけました。前回赤岩で見かけたオニイグチモドキよりかさの鱗片がとがっていない印象でしたのでオニイグチとしました。そのほかカワラタケやドクツルタケも目につきました。

オニイグチ
カワラタケ
ドクツルタケ

今回は不明種が2点。図鑑を調べる日々です。

今回の散策でキイボカサタケを発見したのが何よりうれしかったです。以前アカイボカサタケ、シロイボカサタケを同じ場所で確認したことがありますが、なかなかキイボカサタケを見つけられませんでした。次回はかさの頂部にイボが確認できるきれいな個体を撮影したいです。

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